RECONの11-30Tスプロケとロー最大28TのRD
RECONのスプロケも製品として売られている以上正しい構成で正しく調整すれば実用上妥協出来る程度の変速性能はあるんじゃないかなと思うんだ だよね そうだと信じたい
トップでこれだけ間隔が広くなってしまってトップ付近では一段上げてもチャラチャラ言ってチェーンが登らない この状態で少しだけRDを後ろから押してガイドプーリーをスプロケに近付けるとチェーンが登る
28Tと30Tは半径で3mmくらい違うんだけどトップ側でガイドプーリーが3mm遠くなってしまえば変速に影響が出るのも仕方ない 3mmって僅かな差だけどガイドプーリーの歯の高さよりも高いんだよね
同じ非純正スプロケでもmiche primato lightはほとんどチャラつくこともなくチャキチャキ変速するんだけどトップが12Tで11Tに対して半径で2mmくらい大きいからその分ガイドプーリーに近くなって変速不良が出にくいのだと思う ただ中間ギア~ローでも変速の快適さが違うからRECONの歯先形状が悪いのは事実だろね
そんなわけでRECONの11-30Tは
・旧型のショートケージRD(ロー最大28T)では事実上使えない
・6800系RDはSSとGSでスラント角度自体が違うから角度が深いGSなら使える
・5800系RDはGSもケージの長さが違うだけでSSとスラント角度が同じだからトップ側で変速不良が出るかも
・Rxxxx系のRDはSSでも支障なく使えるけどGSの方がトップ側で快適に変速するかも
という感じ(個人の印象です)検証する予定はありません
それでも28TまでのRDでRECONの30Tを使いたいって場合は とりあえずまずBテンションだねえ 調整して触ると位置変わっちゃうからBテンションを1/4回して調整 → 変速 → ローに戻す → 確認 → 1/4調整 の繰り返ししで インナーローでスプロケットとガイドプーリーの歯が当たる音がかすかにするけど振動は感じない程度までBテンションの調整を詰めてから変速の左右位置を調整をして 全段変速する位置 多分アジャストで1クリック分も適正位置がないけど そこを探るという順序がいいかも そこまでやってもトップ側でチャラチャラ鳴りながらも回していればなんとかチェーンが上がったり上がらなかったりする程度にしかならないけどそのあたりで妥協するしかなさげ
di2は小ギアへの変速はオーバーシュート動作の力技でチェーンが下りるから大ギアへ上がる方向だけギリギリを狙う感じで 紐だと全段でギリギリ小ギアへ降りる調整にして巻き上げはレバーを気持ち大げさに操作する という感じになるんじゃないかなこれ